言志四録

随筆

志は大きく、着手は小さく。

学者は、志大にして、工夫は則ち皆小ならんことを要す。 小は事においては始と為り、物においては機と為る。 易に云う「復は小にして物をわきまう」とは、是れなり。 これは佐藤一斎『言志四録』の言志耊録第二七条に書かれた言葉である。 意訳すると、学...
随筆

「守り」を意識して事業を起こす。(言志四録)

「創業、守成の称は、開国、継世をはん言するのみ。その実はすなわち創業の内に守成有り、守成の中に創業あり。ただよく守成す、これをもって創業す。ただよく創業す、これをもって守成す。」 これは佐藤一斎『言志四録』の言志晩録第一二八条に書かれた言葉...
随筆

儲けたければ「一業」に絞る。

「一物を多くすればここに一事を多くし、一事を多くすればここに一塁(いちるい)を多くす。」 これは佐藤一斎『言志四録』の言志録第二一九条に書かれた言葉である。 現代語訳にすると以下の通り。 「物が一つ増えると、やることが一つ増え、やることが一...