他者の失敗を糧とする。他山の石。(詩経)

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四書五経の『詩経』にこのような句がある。

「他山の石。以て玉を攻むべし。」

(『詩経』より引用)

どういう意味か?

他の山から粗悪で使えない石が見つかったとする。しかし、使い方によっては、それを自分の宝の源となる石を磨くことに使えるという意。

要するに、他人の失敗は使い方によっては、自分の成長の糧にできたりするということ。

例えば、私が好きな本の一つに『ビッグミステイク レジェンド投資家の大失敗に学ぶ(マイケル・バトニック著、鈴木 立哉 訳、日経BP))』がある。

この本では、伝説的な投資家たちの失敗や過ち、そこから学んだ教訓などが書かれており、投資において大変勉強になる。

多くの人は、投資やビジネスで成功しようと思ったら、成功ノウハウや成功談から学ぼうとするかもしれない。が、それだけだと片手落ち。

実は、他者の失敗事例の方が多くの学びがあったりする。

 

また、本だけでなく、ニュース記事なども非常に参考になる。それは他社の失敗ケースなど。

「ああ、この打ち手で行くと企業は失敗しやすいんだな」というのが学べたりする。

例えば、昔、ユニクロを率いるファーストリテイリング社が「野菜」の販売を手掛けて失敗したなど。これなどは「やってはいけない多角化」の例として非常に参考になったりする。

まさに「他山の石」である。ニュースで失敗事例は度々公開される。捉え方によっては宝の山だ。

 

それと、他山の石として非常に有効に使えるのが、戦国時代などの「歴史」である。歴史はまさに他山の石の宝庫である。

例えば、『「戦国大名」失敗の研究【群雄割拠篇】 (瀧澤中著、PHP)』などの失敗研究シリーズは、何度も何度も読んでビジネスや投資に活かしている。

経営者や投資家として歴史から学ばないのはもったいなすぎる。

以上、成功事例から学べることも多いが、それよりももっと多くのことが学べるのが他社や他者の失敗、すなわち「他山の石」である。

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