随筆

算多きは勝ち、算少なきは敗る。(孫子の兵法)

「それ未だ戦わざるに廟算(びょうさん)して勝つ者は、算を得ること多ければなり。 未だ戦わざるを廟算して勝たざる者は、算を得ること少なければなり。算多きは勝ち、算少なきは敗る。 いわんや算なきにおいてをや。われここをもってこれを観るに、勝算あ...
心・人生・出世

伸びる前には縮むものである。

尺蠖(せきかく)の屈するは、以って信(の)びんことを求むるなり。 これは「易経」に書かれている言葉である。 意訳すると「尺取虫が体を屈折するのは、伸びるためである」ということ。 尺取虫が身を縮めるのは一見すると苦しそうに見える。 が、それは...
随筆

新規事業とは詭道なり。(孫子の兵法)

孫子の兵法の計篇によると「兵とは詭道なり」との一説がある。 要約すると「戦争とは敵を騙す行為である」ということ。 例えば、こちらが多数の兵力を持っていても「持っていない」ように見せかけたり、戦地から近いにも関わらず「遠くにいる」ように見せか...
お知らせ

2014/10月号『近大中小企業』に執筆コラムが掲載されました。

2014年10月号に執筆したコラムが掲載されました。 今回はその6回目、『「戦わずして勝つ」ノマドマネジメント戦略』です。
随筆

百戦百勝は良い戦い方ではない。抽象度を上げて敵を丸ごと包み込む。(孫子の兵法)

孫子の兵法第九項、第三章謀攻篇に「百戦百勝は、善の善なる者には非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。」とある。 意訳すると以下の通り。 「百回戦って、百勝するのは、最善の方策ではない。 戦闘せずに敵の軍事力を屈服させるこ...
お知らせ

2014/9月号『近大中小企業』に執筆コラムが掲載されました。

2014年9月号に執筆したコラムが掲載されました。 今回はその5回目、『「戦わずして勝つ」ノマドブランディング戦略』です。
お知らせ

『近代中小企業』2014年8月号にコラム掲載。

オーナー向け雑誌『近代中小企業』2014年8号にコラムが掲載されました。 今回はノマド経営シリーズの第4回目。 「戦わずして勝つノマドマーケティング」というタイトルで書きました。 マーケティングとは何か?ノマド経営を成功させるためにはどんな...
心・人生・出世

心の支柱になるものを一つ持つ。(言志四録)

「一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うることなかれ。ただ一燈を頼め。」 これは佐藤一斎『言志四録』の言志晩録第十三条にある言葉である。 現代語訳にすると以下の通り。 「一つの提灯を持って暗い夜道を行けば憂うことはない。ただその一つの提灯を頼り...
お知らせ

『近代中小企業』7月号に第3回目コラム掲載。

本日はお知らせです。 『近代中小企業』にて、毎月連載しているわたくしのコラムの第3回目が掲載されました。 今回は2014年7月号になります。 『セカンドライフとしての「ノマド経営」』コーナーの第3回目は、『「戦わずして勝つ」商品戦略』です。...
随筆

新規事業や投資は会社の大事なり。(孫子の兵法)

「兵とは国の大事なり」とは、孫子の兵法の計篇の一番最初に出てくる言葉である。 意訳をすると、軍事は国家の命運を決する重大事。これによって国が滅するか生き延びるかが大きく分かれるので、慎重に考えよということ。 確かに一回の戦争に敗れただけで国...
お知らせ

『近代中小企業』2014年6月号コラム第2回目掲載

本日発売『近代中小企業』2014年6月号の「セカンドライフとしてのノマド経営のススメ」第2回目のコラムが掲載されました。 今回のテーマは「ノマド経営を成功させるビジネスモデル戦略」について。5つのビジネスモデルを掲載しました。 ご興味がある...
お知らせ

『近代中小企業』にてコラム執筆開始。

オーナー社長向け雑誌『近代中小企業』にて私のコラムが掲載されました。 タイトルは「セカンドライフとしての『ノマド経営』」で6ヶ月全6回。 今回は第1回「時間と場所にとらわれずに『好き』を仕事にする『ノマド経営』」です。P28〜31。 興味あ...
随筆

敵のリソースさえも活用する。(孫子の兵法)

「孫子の兵法」の第六項目(第二章作戦篇)に「智将は務めて敵に食む」という言葉がある。 この項をわかりやすく意訳すると以下の通り。 「戦争には食料や武器などのリソースが多大に必要である。当然ながら戦地が遠くなればなるほど食料などの資源が欠乏し...