『運を味方にする人の生き方(横田南嶺、栗山英樹著、致知出版社、2025)』を読んだ。
前回の劇的なWBC優勝監督の栗山英樹さんと、臨済宗円覚寺管長であり禅系の名著多数の横田南嶺さんの対談。
素直に面白かった。栗山さんの思考は禅的ではなさそうに見える。神仏や奇跡のようなある種、非科学的なものを信ずるような点など。禅というとむしろ神仏や奇跡からは遠ざかりそうではある。
また、横田南嶺さんは臨済宗のお坊さんで、こと「勝負ごと」などからは遠い存在ではある。
が、栗山英樹さんは「現実的」な勝負の世界に身を置く立場。
そんな一見対極的な立場のお二方がどう交わるのか?化学反応がなかなか読み応えあった。
