映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』をAmazonプライムで観た。
一言、めっちゃよかった。
話の中盤から泣きっぱなし。
ティッシュひと箱なくなった。
内容は、ネタバレになるので、書けない。
書かない方がいいし、決して「書いてはいけない」と思っている。
なので、レビュー非常に書きづらいのだが、「感情面」を中心に語りたい。
まず、映画の序盤だが、非常に観づらいかもしれない。
特に、おっさんは耐えられえないかも(笑)。
でもね、この感覚がいけない。とにかくいけない。
あとで、「もったいない」と思う。後悔する。
けど、この「もったいない」という「感覚」が大事なのである。
もう途中から頭が「グワングワン」してしまう。
脳内が溶けるような、そんな感覚だ。
作者すごいなと思う。
「よくこんな作品創れたなあ」と。
こんな感覚を視聴者に持たせられるのって本当にすごい。
一応、観ようと思う方にアドバイスするといえば、
「最後まで必ず観てください」ということ。
決して、途中で「他ごと」したり、観るのを止めないこと!
何度も言うが後で「後悔」する。「もったいない」。
ちなみに、私は途中、「つまらない」と思ったり、「観るのやめようかな」と考えていた。
いや、本当に情けない。今は、ただただ、そう考えたことを「後悔」している。
もっともっと、きちんと「味わえばよかった」と思った。
でも、この「感覚」がきっと大事なのだろう。
ここまで読んで、「よし!予告編を観て判断しよう!」と思った人もいるかもしれない。
残念ながらそうはいかない。
予告編を観ても、ほとんどこの映画の良さは伝わらないだろう。
これが、またすごく大事。
わたしたちは、何か買い物する時や、映画を観る時や、読書する時、ついつい「予告編」のような「事前情報」に頼ったりしてないか?
その情報だけで、観てもいないのに、体験もしてないのに「判断」を下してしまう。
もしかすると、この行為が映画や読書、買い物するのを、いえ、人生を「つまらないもの」にしてしまっているかもしれない。
ということで、とにかく騙されたと思って観てほしい。
途中、他ごとしたり、観るのを止めたりしないで。
しっかりと、「味わって」ほしい。
このしっかりと「味わう」という感覚、本当に本当に大事。
ということで、めっちゃオススメの映画。