
あらためて『現代最強雀士が教える確率思考「なぜロジカルな人はメンタルが強いのか?」(小林剛著、飛鳥新社、2021)』を再読。
あいかわらずの名著だなあと思う。
麻雀は資本主義社会で活躍するための「確率思考」を鍛えるのにもってこいのゲーム。
また、確率思考が身につくことの良い点は、心が安定すること。
失敗やミス、挫折をしたとしても、確率思考からすればそれは「試行の一部」と捉えられたりするので。
ということで、確率思考を高めるための良書の紹介。
本書は、現役プロ雀士の小林剛さんの著書。
最近ブームとなっている麻雀プロリーグ「Mリーグ」で2019年チーム優勝に導いたり、2020年はシーズン個人賞でラス回避率で首位になるなど、実力申し分ない活躍をしている小林剛さん。
どんな時でも冷静沈着なプレースタイルが特徴だ。
なぜ、ピンチでも冷静でいられる?
そこで登場するのが「確率思考」である。
確率思考ができれば、ピンチがピンチでないことがわかり、冷静でいられたりする。
逆に、勝利したとしても、確率思考において実力ではないと判断すれば、浮かれなくてすんだりする。
そんな小林剛さんの確率思考の神髄が詰め込まれたのが本書だ。しかもわかりやすい。麻雀を知らない人でも読めるよう一般的内容に仕上がっているのでご安心を。
確率思考を高めたい人におすすめの一冊。僕自身、大好きで何度も何度も何度も繰り返し読み込んでいる名著。
『現代最強雀士が教える確率思考「なぜロジカルな人はメンタルが強いのか?」(小林剛著、飛鳥新社、2021)』


